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マスクの向きの正解は?意外とみんな間違っている?マスクの付け方

2021年04月14日

複数のメーカーからいろいろなタイプのマスクが販売されており、それぞれのマスクによって正しい着け方が異なります。しかしマスクのパッケージに書かれている「使用方法」の説明書を読んでいる人がどれくらいいるでしょう。おそらく説明書を読まずにマスクを着けている人が多く、マスクを反対向きで着けてしまっている人をよく見かけますので、皆さんもぜひ覚えてください。

マスクの裏表はプリーツの向きで判断する
マスクのパッケージに裏表が書かれていなかったりパッケージを捨ててしまったりしたときは、マスクのプリーツの向きで裏表を判断することができます。階段式プリーツマスクの場合、プリーツのひだが下向きになっている側が表側です。内側(顔側)のプリーツのひだは外側と逆方向の上向きになりますので必ずチェックしましょう。
オメガ式プリーツのマスクの場合は、プリーツが凸型に見え、広げた時に自然に中央がふくらんで張り出す面が表側です。

なんで、マスクには裏表があるの?

プリーツ型のマスクの場合、表裏を逆につけると細菌・ウイルス飛沫や花粉や塵などがマスクに付着しやすくなる可能性があることです。特に階段式プリーツのマスクは、表裏を逆につけるとプリーツが下から上に向かって階段状になります。その結果、プリーツの隙間に空気中のウイルス飛沫や花粉がたまってしまいます。
また、商品によっては肌に触れる部分の素材にこだわったマスクもありますので、マスク自体の特長を実感できないことも。裏表に付けてしまうと、せっかくの肌触りを実感できず、マスクの効果を活かしきれません。
確かに、上下と裏表をいちいち確認するのは面倒かもしれませんが、せっかくなら効果を最大限に活用した利用をしたいですよね。このようにマスクの裏表は簡単に見分けられますので、ぜひ参考にしてください。

顔にフィットさせやすい「プリーツタイプ」がおすすめ

①表裏・上下を確認
上記のように裏表がありますので必ずチェックしましょう。
②半分に折り、プリーツを広げる
表を外側にして、半分に折り、ノーズクリップを曲げ、プリーツを上下に広げます。
③装着し、顔との隙間を手でおさえる
鼻の付け根にマスクを当てながら耳にかけます。鼻のまわりに隙間ができないようノーズクリップが鼻の形に沿うように押さえます。
④あごの下までマスクを伸ばし、顔になじませる
プリーツを伸ばしてあごの下まで覆い、もう一度隙間がないか手で押さえます。頬のあたりは特にマスクとの間が空きやすいので、鏡でチェックしましょう。
⑤深呼吸して空気漏れをチェック
付け終わったら、深呼吸してみて、空気漏れがないかどうかを確認します。漏れているときは微調整しましょう。

マスクがずれてしまう人はサイズが合っていないかも

いくら正しい付け方をしても隙間があればそこから花粉やウイルスが侵入するため、十分な効果が得られません。顔にしっかりフィットするマスクを選びましょう

マスクサイズの測り方

① 親指と人差し指でL字型をつくる
② L字形にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1cm下のところに人差し指の先端を当てます。
③ 親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安になります。

  • 9~11cm→子供用サイズがおすすめ
  • 10.5~12.5cm→小さめサイズがおすすめ
  • 12~14.5cm→ふつうサイズがおすすめ
  • 14cm以上→大きめサイズがおすすめ
  • あまり意識していない人も多いが、マスクは外し方も重要です。1日着用したマスクの表面には菌やほこり、花粉などがたくさん付いているため、フィルターの部分には触れずにゴム紐の部分だけを持って外し、フタ付きのゴミ箱などに密閉して処分しましょう。最近はマスク用の除菌スプレーなども販売されているが、除菌をしたとしても1日ごとに新しいマスクに変えるのがおすすめです。
    (2021年4月14日更新)

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