健診・ドック検査結果ガイド
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心電図・心拍数 手首、足首、胸に電極を付け、心臓が収縮を繰り返すときに発する電気刺激を、波形として記録する検査です。基準値 ●●狭狭心心症症とは、心臓(心筋)に栄養と酸素を運ぶ冠動脈の内部が動脈硬化により狭くなり、心臓への血流が悪く心臓は、「洞結節」から始まった刺激が全体に伝わって規則的に収縮を繰り返します。洞結節以外の場所から刺激が始まってしまう場合、期外収縮と呼びます。健康な人にも見られ、明らかな心疾患がない場合が多く、自自覚覚症症状状ががななけけれればば原原則則、、心心配配ははいいりりまませせんん。多発する場合や自覚症状がある場合は、詳しい検査が必要です。 期外収縮 心臓は、「洞結節」から始まった刺激が全体に伝わって規則的に収縮を繰り返します。洞結●●洞洞性性不不整整脈脈、、洞洞性性徐徐脈脈、、洞洞性性頻頻脈脈 節以外の場所から刺激が始まってしまう場合、期外収縮と呼びます。健康な人にも見られ、明らかな心疾患がない場合が多く、自覚症状がなければ原則、心配はいりません。多発する場合や自覚症状がある場合は、詳しい検査が必要です。・洞性不整脈:洞結節からの刺激の発生が、呼吸等の影響で不規則になるために、心拍も不規則になること。 ・洞性徐脈:洞結節からの刺激が少なくなり、心拍数が通常より少なくなること。 ・洞性頻脈:洞結節からの刺激が多くなり、心拍数が通常より多くなること。 心電図:異常なし 心拍数:45〜85回/分 10心電図でよく見られる所見10 心心臓臓のの検検査査 ●狭心症●不整脈洞性不整脈、洞性徐脈、洞性頻脈いずれも基基礎礎疾疾患患やや自自覚覚症症状状ががななけけれればば心心配配ははいいりりまませせんん。 ・洞性不整脈:洞結節からの刺激の発生が、呼吸等の影響で不規則になるために、心拍も 不規則になること。 ・洞性徐脈:洞結節からの刺激が少なくなり、心拍数が通常より少なくなること。・洞性頻脈:洞結節からの刺激が多くなり、心拍数が通常より多くなること。 とは、心臓(心筋)に栄養と酸素を運ぶ冠動脈の内部が動脈硬化により狭くなり、なるために、一時的な胸の痛みが起こる状態です。これを「狭狭心心症症発発作作」といいます。 心臓への血流が悪くなるために、一時的な胸の痛みが起こる状態です。これを「狭心症発作」狭心症発作は長く続かないことが特徴の1つで、持続時間は比較的短く、数十秒~数分程度がほとんどで、強といいます。い胸痛が15分以上続くような場合は「心心筋筋梗梗塞塞」が疑われます。 狭心症発作は長く続かないことが特徴の1つで、持続時間は比較的短く、数十秒~数分程度がほとんどで、強い胸痛が15分以上続くような場合は「心筋梗塞」が疑われます。 ●●不不整整脈脈とは、心拍数やリズムが一定でない状態のことをいいます。また、心拍や脈拍が一定であっても心電 とは、心拍数やリズムが一定でない状態のことをいいます。また、心拍や脈拍が図異常がある場合は臨床的には不整脈といわれます。不整脈は大きく3つに分けられ““徐徐脈脈””、““頻頻脈脈””、““期期外外一定であっても心電図異常がある場合は臨床的には不整脈といわれます。不整脈は大きく収収縮縮””があります。以下のような心電図所見がみられます。 3つに分けられ“徐脈”、“頻脈”、“期外収縮”があります。以下のような心電図所見がみら頻脈の1つである、心心房房細細動動は心房が1分間に450~600回の頻度で不規則な興奮が起こってしまうことで、れます。期期外外収収縮縮のの次次にに起起ここりりややすすいい頻頻脈脈性性不不整整脈脈です。高高齢齢ににななるるほほどど、、そそのの頻頻度度はは増増ししまますす。 頻脈の1つである、心房細動は心房が1分間に450~600回の頻度で不規則な興奮が起こってしまうことで、期外収縮の次に起こりやすい頻脈性不整脈です。高齢になるほど、そ の頻度は増します。<<心心電電図図ででよよくく見見らられれるる所所見見>> ●●期期外外収収縮縮 いずれも基礎疾患や自覚症状がなければ心配はいりません。循環器の検査 心心電電図図・・心心拍拍数数 心電図・心拍数同時に心拍数の測定も行います。 手首、足首、胸に電極を付け、心臓が収縮を繰り返すときに発する電気刺激を、波形として記録する検査です。同時に心拍数の測定も行います。 この検査で疑われる病気ここのの検検査査でで疑疑わわれれるる病病気気 不整脈、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞) など不不整整脈脈、虚虚血血性性心心疾疾患患(狭狭心心症症・心心筋筋梗梗塞塞) など

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