健診・ドック検査結果ガイド
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消化器の検査↓ 便 (内視鏡)ヘヘリリココババククタターー・・ピピロロリリ検検査査 (内視鏡) 胃粘膜の萎縮や胃がんの発症に関係しているといわれるピロリ菌を調べます。採血や便、尿、呼気などで調べるほか、内視鏡で一部胃の粘膜を採取して調べる方法もあります。 健診においてはピロリ菌抗体価3未満を陰性と厳しく判定することで、ピロリ菌既感染・現感染の方が混入することを大幅に減らすことが可能であるとの報告を受け、当院におきましても2016年度までは10U/mL未満を陰性としておりましたが、2017年度より基準値を3U/mLとし、3~10U/mLの方は過去感染(除菌)、内視鏡検査受診の方を除き、さらに精度の高い、ピロリ菌呼気検査を推奨いたします。 基準値 ピロリ菌除菌後の方はピロリ菌抗体の数値に関わらず、「EE群群」に分類されます。 便に、消化管から出た血液が含まれていないかを調べる検査です。目に見えない出血も科学的に検出します。とくに大腸がんの早期発見に有効です。 基準値 痔でも陽性(+)結果がでますが、大腸がんの可能性を否定するためにも精密検査をお勧めします。 当院では内視鏡より比較的楽に検査ができる大腸3DCTをお勧めしています。 ピピロロリリ菌菌除除菌菌後後のの方方へへ 血液:3U/mL 陰性(−) 19胃粘膜の萎縮や胃がんの発症に関係しているといわれるピロリ菌感染の有無を調べます。採血や便、尿、呼気などで調べるほか、内視鏡で胃の粘膜の一部を採取して調べる方法もあります。健診におきましては、ピロリ菌抗体価3未満を陰性と厳しく判定することで、ピロリ菌既感染・現感染の方が混入することを大幅に減らすことが可能であるとの報告を受け、当院におきましても2017年度より下記のように変更いたしました。(変更前)10U/mL未満を陰性(変更後)3U/mL未満を基準値とし、3~10U/mLの方にはさらに精度の高いピロリ菌呼気検査を推奨します。(過去感染があり除菌治療済みの場合や当日に内視鏡検査をされた方を除く)ピロリ菌除菌後の方へ ピロリ菌の除菌治療を行っても、 胃がんのリスクがゼロになるわ けではありません。1年に一度の内視鏡検査で経過観察しま しょう。 ピロリ菌除菌後の方はピロリ菌抗体の数値に関わらず、「E群」ピロリ菌の除菌治療を行っても、胃胃ががんんののリリススククががゼゼロロににななるるわわけけででははあありりまませせんん。。11年年にに一一度度のの内内視視鏡鏡検検査査に分類されます。でで経経過過観観察察ししままししょょうう。。 便に、消化管から出た血液が含まれていないかを調べる検査です。目に見えない出血も化学的に検出します。とくに大腸がんの早期発見に有効です。痔でも陽性(+)結果がでますが、大腸がんの可能性を否定するためにも精密検査をお勧めします。当院では内視鏡より比較的楽に検査ができる大腸3DCTをお勧めしています。ヘリコバクター・ピロリ検査便潜血便便潜潜血血 血液組織19

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