健診・ドック検査結果ガイド
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脂質異常症の検査HDLコレステロールHDL高比重リボ蛋白レムナント【抗動脈硬化リボ蛋白】non-HDLコレステロールLDL低比重リボ蛋白中間比重リボ蛋白【動脈硬化促進リボ蛋白】VLDL超低比重リボ蛋白IDL総コレステロール28主に体のエネルギー源となる脂肪の一種です。食べすぎ、アルコールの飲みすぎ、肥満によって高値になります。また、動脈硬化の発症、進行にも関係します。この検査で疑われる病気高値: 低値: 脂質異常症、脂肪肝、動脈硬化症、甲状腺機能低下症 など低栄養、甲状腺機能亢進症 など「悪玉コレステロール」と呼ばれるLDLコレステロール以外にも、中性脂肪が豊富なリポ蛋白、脂質代謝異常により出現するレムナントなどを含んだ、動脈硬化のリスクを総合的に管理できる指標です。中性脂肪が400㎎/dL以上の高中性脂肪検体や食後採血検体の指標として使われます。この検査で疑われる病気高値: 低値: 動脈硬化、脂質代謝異常、甲状腺機能低下症、家族性高脂血症 など栄養吸収障害、低βリポ蛋白血症、肝硬変 など体内に含まれる4つの必須脂肪酸(DHLA、AA、EPA、DHA)の測定をして行う、新しい動脈硬化の指標です。EPA/AA比により心筋梗塞などの血栓性疾患のリスクを調べます。中性脂肪(トリグリセリド、TG)non-HDLコレステロール脂肪酸4分画血液血液血液

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