健診・ドック検査結果ガイド
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肝機能の検査32肝臓、胆道、骨、腸、などに多く含まれる酵素で、これらの臓器に障害があると血液中に漏れ出てくるため、値が上昇します。この検査で疑われる病気高値: 閉塞性黄疸、胆管炎、甲状腺機能亢進症、骨腫瘍、脂肪肝、薬物性肝障害 など肝臓に含まれる酵素で、胆道から排泄されるため、肝臓や胆道に通過障害があると値が上昇します。LAPのみの変化では異常がないことが多く、ビリルビンやその他の肝機能検査と合わせて判断します。この検査で疑われる病気高値:胆道閉塞、胆石、肝がん など胆汁に含まれるビリルビンが腸内細菌によって分解されてできる物質で、大部分は便として排泄されます。尿中のウロビリノーゲンの増減によって、肝臓や胆道の異常を調べることができます。この検査で疑われる病気陽性(+): 陰性(-):肝臓障害、溶血性貧血胆道閉塞、抗生物質の大量投与 などALP(アルカリフォスファターゼ) LAP(ロイシンアミノペプチダーゼ)尿ウロビリノーゲン尿血液血液

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