健診・ドック検査結果ガイド
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肝機能の検査 ここのの検検査査でで疑疑わわれれるる病病気気 ここのの検検査査でで疑疑わわれれるる病病気気 ココリリンンエエスステテララーーゼゼ((CChh--EE)) HHBBss抗抗原原//HHCCVV抗抗体体 肝臓で作られる酵素のひとつで、肝機能が低下すると値が低下します。また、脂質代謝にも関わっているため、栄養過多で起こる脂肪肝や脂質異常症では、値が上昇します。 その他の肝機能が正常でコリンエステラーゼのみの変化の場合は栄養過多や脂肪肝、低栄養が考えられます。 男性:234〜493U/L 基準値 女性:200〜452U/L 高値 : 脂脂肪肪肝肝、、糖糖尿尿病病、ネネフフロローーゼゼ症症候候群群、メメタタボボリリッックク症症候候群群 低値 : 肝肝硬硬変変、慢慢性性肝肝炎炎、低低栄栄養養 HBs抗原・・・B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査です。 HCV抗体・・・C型肝炎ウイルスの感染状況について調べる検査です。 HBs抗原:陰性(−) 基準値 HCV抗体:陰性(−) HBs抗原(+) : 陽性であっても必ず肝炎に進行するとは限りませんが、一部の人に「慢慢性性肝肝炎炎」「肝肝硬硬変変」が認められることがあります。 HCV抗体(+) : 陽性の場合は、以下の2つが考えられます。 ①現在、「CC型型肝肝炎炎」である(体内にC型肝炎ウイルスがいる)。 ②過去にC型肝炎だった(体内にC型肝炎ウイルスはいない)。 これらを鑑別するためには、さらに詳しい検査が必要になります。 33肝臓で作られる酵素のひとつで、肝機能が低下すると値が低下します。また、脂質代謝にも関わっているため、栄養過多で起こる脂肪肝や脂質異常症では値が上昇します。その他の肝機能が正常でコリンエステラーゼのみの変化の場合は栄養過多や脂肪肝、低栄養が考えられます。この検査で疑われる病気高値: 低値: 脂肪肝、糖尿病、ネフローゼ症候群、メタボリック症候群肝硬変、慢性肝炎、低栄養この検査で疑われる病気HBs抗原(+): HCV抗体(+):肝機能の数値を改善するためには、食事を見直し、肝臓にやさしい食事のとり方を心がけることが大切です。食べる量や食事の内容を見直し、よく噛んでゆっくり食べましょう。日常的にアルコールを飲む人は、アルコールの解毒で肝臓に負担をかけています。週に2日以上は飲まない日「休肝日」を作ることが理想です。アルコールの飲む量を減らすことも考えましょう。肝臓が加工・貯蔵、解毒、胆汁の生成・分泌などの働きをする過程で欠かせないものは、ビタミンとミネラル(野菜・きのこ・海藻など)です。さらに、ダメージを受けた肝臓を修復するためには、良質なたんぱく質を摂ることも大切です。解毒作用をサポートするビタミンB群やレシチンなどが含まれる、豚ヒレ肉、大豆、カツオ、イワシなどの食品は積極的に取り入れましょう。陽性であっても必ず肝炎に進行するとは限りませんが、一部の人に「慢性肝炎」「肝硬変」が認められることがあります。陽性の場合は、精密検査が必要です。①現在、「C型肝炎」である。(体内にC型肝炎ウイルスがいる)②過去にC型肝炎だった。(体内にC型肝炎ウイルスはいない)これらを鑑別するためには、さらに詳しい検査が必要になります。ここもcheck!肝肝炎炎ウウイイルルススのの検検査査 コリンエステラーゼ(Ch-E)HBs抗原/HCV抗体HBs抗原・・・B型肝炎ウイルスに感染しているかを調べる検査です。HCV抗体・・・C型肝炎ウイルスの感染状況について調べる検査です。血液血液33 肝炎ウイルスの検査

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