健診・ドック検査結果ガイド
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腎機能の検査‐236電解質は水分調節や神経の伝達、筋肉の収縮、血液の凝固など多様な役割を果たしています。また、内服薬や採血時の状態(脱水など)により変化するため、BUNやクレアチニンと合わせて総合的な判断が必要です。この検査で疑われる病気<ナトリウム>高値: 低値: <カリウム>高値: 低値: <カルシウム>高値: 低値: <クロール>高値: 低値:尿pHのpHとは水素イオン濃度の略称で、酸性度とも呼ばれます。健康な人の体では通常、尿は弱酸性に維持されるように調整されます。食事の内容や疾患によって酸性やアルカリ性に傾くことがあります。この検査で疑われる病気酸性: アルカリ性: 痛風、下痢、糖尿病 など   尿路感染症 など尿崩症、脱水症ネフローゼ症候群、腎不全、心不全 など腎不全、糖尿病嘔吐・下痢 など脱水症、副甲状腺機能亢進症ビタミンD欠乏症、腎不全 など脱水症、下痢嘔吐 など電解質尿pH尿血液腎機能の検査-2

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