健診・ドック検査結果ガイド
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乳房の検査 非対称性乳房組織●●非非対対称称性性乳乳房房組組織織 反対側の乳房組織と比較すると、乳房組織の大きさが異なっていたり、濃度が高くなって反対側の乳房組織と比較すると、乳房組織の大きさが異なっていたり、濃度が高くなっていたりする状態です。いたりする状態です。大きさや濃度によっては、精密検査を必要とします。大きさや濃度によっては、精密検査を必要とします。 局所的非対称性陰影●●局局所所的的非非対対称称性性陰陰影影 左右の乳房のマンモグラフィを比較して、非対称性の陰影が見られるものです。陰影の形左右の乳房のマンモグラフィを比較して、非対称性の陰影が見られるものです。陰影の形状によっては、精密状によっては、精密検査が必要になります。検査が必要になります。 乳房の構成(乳腺密度)<<乳乳房房のの構構成成((乳乳腺腺密密度度))>> 乳腺は30〜40歳代をピークに発達し、閉経に伴い退縮して脂肪に置き換わっていきます。この乳腺と脂肪ののに分けられます。鑑別が必要な場合は、超音波検査やMRI検査が勧められます。 脂肪性乳腺 不均一高濃度乳腺散在 高濃度乳腺不均一高濃度 乳腺実質内に脂肪が混在し、不均一な濃度を呈している状態 高濃度乳腺 ※ 不均一高濃度や高濃度乳腺の人は、乳腺が多く残っているため、マンモグラフィで撮影した画像全体が白※不均一高濃度や高濃度乳腺の人は、乳腺が多く残っているため、マンモグラフィで撮影した画像全体が 白くなり、本来白く映るはずの病変があっても、乳腺にかくれて見えない可能性もあります。心配がある 場合は、超音波検査が勧められます。くなり、本来白く映るはずの病変があっても、乳腺にかくれて見えない可能性もあります。心配がある場合は、超音波検査が勧められます。 乳腺分類 ほぼ完全に乳腺が脂肪に置き換わっている状態 乳腺実質内に脂肪の混在はほとんどない状態 状態 42乳腺分類割合について、以下のように分類されます。 脂肪性乳腺乳腺散在ほぼ完全に乳腺が脂肪に置き換わっている状態乳腺が脂肪に置き換わった乳房内に、乳腺実質が散在している状態乳腺実質内に脂肪が混在し、不均一な濃度を呈している状態乳腺が脂肪に置き換わった乳房内に、乳腺実質が散在している状態 乳腺実質内に脂肪の混在はほとんどない状態状態マンモグラフィ 腫瘤性病変以外の所見42 石灰化陰影乳房内に石灰化している箇所があります。石灰化の大きさや形状によって明らかな良性と<<ママンンモモググララフフィィ 腫腫瘤瘤性性病病変変以以外外のの所所見見>> 鑑別を必要とするものに分けられます。鑑別が必要な場合は、超音波検査やMRI検査が●●石石灰灰化化陰陰影影 勧められます。乳房内に石灰化している箇所があります。石灰化の大きさや形状によって明らかな良性と鑑別を必要とするも

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