テロメアテストについて。健診会 東京メディカルクリニック

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テロメアテスト

料金

テロメアテスト

テロメアの長さ(遺伝子強度)を測定 45,000円

遺伝子ストレス検査

Gテールの長さ(遺伝子疲労度)を測定 25,000円

自分が「老化が原因の疾患にかかりやすい(かかりづらい)体質なのか?」「健康な状態なのか?疾患発症の状態なのか?」という未病状態を知るための検査が、テロメアテストです。検査結果を基に体質や状況に合わせた生活習慣や食事の改善を図ることで、老化や加齢に伴って起こる疾患を予防していくことを目的としています。

テロメアとは、染色体の端にある構造体のことで、染色体の中にある重要な遺伝子情報を守っています。細胞の老化を決める重要な構造体であることから、加齢による疾患にも関連しています。テロメアテストでは、この「テロメア」を解析し、持って生まれた「遺伝子の強さ(遺伝子強度)」や、日々受けるストレスによる「遺伝子の疲労度(遺伝子疲労度)」を測定します。

テロメアテストの特徴

遺伝子疲労度を測る対象となるのが、テロメアの端にある「Gテール」。この「Gテール」が短縮すると、疾患が発症しやすい状態になります。しかしながらこのGテールは、生活環境などの改善によって、伸ばすことができます。つまりテロメアテストを受ければ、「遺伝子疲労度」をモニターしながら生活習慣の改善によって、疾患にかかりにくい状態を維持できることが期待できます。
Gテールの長さが測定できるのは、世界でもミルテルのテロメアテスト、ただひとつ※1です。

※1:2018年4月現在

テロメアテストで何がわかるの?

●テロメアの長さ(遺伝子強度)からテロメア年齢(遺伝子年齢)を算出します。今までの生活習慣による テロメアへの影響がわかります。
●Gテールの長さ(遺伝子疲労度)から「健康な状態」に近いのか、もしくは「疾患発症の状態」に近いのかがわかります。

病気になる前に、病気のかかりやすさがわかります

テロメアとは

私たちの細胞の中にある染色体。
健康長寿の鍵とされるのは、その端にある「テロメア」と呼ばれる部分です。
細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていきます。
これが老化と深い関わりを持つと考えられてきました。
今、このテロメアの長さを伸ばして老化を遅らせ、がんなどの病も防ごうという研究が進んでいます。

テロメアの役割

「遺伝情報の本体は細胞の核内にある染色体ですが、これがむき出し状態でいると互いに融合したりして非常に不安定です。テロメアの役割はこの染色体をむき出しにしないということと考えられています。特に生殖は種の保存に欠かせませんから、生殖細胞には特別な機構が備わっています。生殖細胞はテロメレースというテロメアを伸張させる酵素を持ち、どんなに分裂してもテロメアは短縮しません。従って、テロメアは遺伝情報を持つ DNA配列のキャップとして、染色体を厳重に守り続けます。

病気のバリア“テロメア”

私たちの体を形づくる37兆個の細胞。
生きているかぎり分裂し、入れ代わり続けています。
細胞が分裂するたびに少しずつ数が減り、テロメアは短くなっていきます。
生まれた時は、およそ1万5,000ほどとされますが、35歳でおよそ半分に減少。
6,000を下回ると染色体が不安定になり、さらに2,000になると細胞がこれ以上分裂できなくなる「細胞老化」と呼ばれる状態に陥ります。
「テロメアは染色体を保護していると考えられていますが、その末端はループ状を形成していることが最近分かりました。そしてテロメアが短くなるとこのループが形成出来なくなり、このことを細胞自身がDNAに傷害があると認識し、「もう細胞分裂はしない方が無難」と考えるのではないかとの仮説があります。
細胞分裂によりテロメアが短くなるたびに、バリアが薄くなって疾患にかかりやすくなると考えるとわかりやすいかもしれません。

テロメアの長さは寿命と関係があるか?

「テロメアの長さは種によって様々でマウスなどはヒトより遙かに長いテロメアを持っています。しかし、マウスは最長でも36ヶ月位しか生きません。また、ヒトでも分裂再生しない脳や心筋では、テロメアが加齢に伴って短くならないのに死を迎えます。従ってテロメアの長さは寿命とは関係ないように思われます。
一方、生体の組織には網の目のように血管が走行していることは良くご存じと思います。この血管の内側には血管内皮細胞という細胞が一層、シートのごとく張り巡らされて血管機能の保持に重要な役割を果たしています。加齢に伴って増加する動脈硬化の4大危険因子は高コレステロール血症、高血圧、喫煙、糖尿病でありますが、これらのリスクファクターは恐らく内皮細胞に傷をつけ、細胞を更新せざるを得ない状況を招いているのではないでしょうか。細胞分裂に限りがあるとしたら、いたずらに細胞傷害を起こさない方が良いと考えられます。

分裂が出来ない状態、または染色体が不安定な状態の内皮細胞ではその役割は充分果たせず、前述の動脈硬化を始め3大死因の2位、3位を占める脳・心の血管障害、特に出血や梗塞を誘発することになると考えられます。
また、テロメアが短くなってくると、染色体がどうしても不安定になってきます。そうすると遺伝子の変異が起きやすいという状態になり、がんになりやすいと考えられます。

おさえておきたいポイント

テロメア

加齢とともに短くなる

テロメアの長さには、元々個人差がありますが、細胞分裂のたびに短くなるため、加齢によって短くなります。また、環境因子によって短くなる速度が異なります。

短いと病気にかかりやすい

テロメアが短い人は、病気にかかりやすいことがわかっています。
また、がんや生活習慣病にかかっている人は、健康な人に比べてテロメアが短いことがわかっています。

Gテール

環境の改善により伸ばすこともできる

Gテールの長さも加齢によって短縮し、ストレスなどの環境因子の影響を受けますが、環境を改善することによって伸ばすこともできます。

短い状態が続くと病気にかかりやすい

Gテールが短い状態が続くと、心血管疾患や認知症といった病気にかかりやすくなることがわかっています。また、Gテールの長さはテロメアの短縮に影響することがわかっています。

生命の不思議“テロメア” 健康寿命は のばせる!

テロメアに関する新たな研究成果が次々と報告されていますが、このきっかけとなったのが、ノーベル賞を受賞したブラックバーン博士たちによる、ある発見です。

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細胞の染色体の端にあるテロメアは、年を重ね、細胞分裂するたびに短くなっていく一方だとされていました。
その常識を覆したのが、ブラックバーン博士たちが発見した酵素「テロメラーゼ」です。
テロメラーゼは、テロメアが短くなるのを遅らせたり、さらに伸ばしたりする働きもあります。

ブラックバーン博士が挙げているのは、こちらです。
まず、運動は、筋トレよりもジョギングなど、軽めの有酸素運動を週3回程度続ける方が有効だそうです。
また、食事は、野菜に加えて、魚や海藻などもいいとされています。
和食もお勧めです。
さらに、7時間以上の睡眠。
そして、友人やパートナーとの良好な関係を保つことも大切です。
いずれも健康を保つ上で重要とされてきた生活習慣ですが、テロメアレベルでも効果があることが分かってきました。

テロメア検査は健康状態を知るための検査です。
検査の結果をもとに、生活習慣を見直して、改善していくことが大切です。

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