人間ドック・健診センター コラム
TMC医療ニュース(25年5月29日号)
TMC医療ニュースでは現在の〈医療・健康〉関するトレンド・お役立ち情報を発信しています。
◆感染動向調査まとめ 【Medical Tribune 感染症 Weekly Report】
多くの感染症が増転、伝染性紅斑は20道府県で警報レベル 【感染症動向調査第20週:5月12~18日】
◆日本人の大腸がん、特有変異=腸内細菌の毒素影響か―国際共同研究 【時事メディカル】
国立がん研究センターなどは21日、日本を含む世界11カ国の大腸がん患者981人のがん細胞を全ゲノム解析した結果、日本人症例の5割に他国ではまれなパターンの変異が生じていたと発表した。
、日本人患者28人の5割で、他国では2割弱しか見られない特徴的な変異パターン「SBS88」または「ID18」を確認。いずれも大腸菌などがつくる毒素「コリバクチン」が関与しているものの、日本人で頻度が高い背景や原因は分からないという。
https://medical.jiji.com/news/60261
コリバクチン検査について詳しく知りたい方はこちら
◆【高血圧の日】運動時間をわずか5分増やすだけで高血圧は改善 歩数を何歩増やすと理想的? 【保健指導リソースガイド】
5月17日は「高血圧の日」だ。高血圧はサイレント・キラーと呼ばれるように、自覚症状が少ないことが影響し、高血圧を管理できている人は少ない。
運動不足の人は、20~27分のウォーキングなどの運動の行うことで、血圧を下げられることが明らかになった。運動時間を5分増やすだけでも効果を期待できるという。
高齢者が1日の歩数を3,000歩増やすと、高血圧を改善できることも分かった。
高血圧を早期に発見し、血圧を継続的に管理することは、脳卒中などを予防するために重要だ。