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感染症ニュース(23年8月8日号)

2023年08月08日

感染症ニュースでは現在流行している感染症の状況や感染症に関する情報を発信しています。

 

【トピックス】

◆8月4日は麻しん(はしか)予防の日

カザフスタンなど国外で麻しんの流行が報告されている中、訪日外国人数、日本人出国者海外数も増えています。

海外渡航後、また国内での感染にも注意が必要です。

海外から帰国後2週間程度は、健康状態(特に高熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血など麻しんを疑う症状)に注意しましょう。

・麻しんについて(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html

 

◆ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症の感染報告が続いています

感染症発生動向調査によると、今夏、小児を中心とする感染症の流行が報告されております。

ヘルパンギーナは4.71と依然として高い水準で推移しています。

RSウイルス感染症は2.59と依然として昨年のピーク値を上回っております。

・感染症発生動向調査 感染症週報(IDWR) 2023年第28号<注目すべき感染症> ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症

https://www.niid.go.jp/niid/ja/herpangina-m/herpangina-idwrc/11850-idwrc-2328.html

 

◆夏休みなどで海外に渡航される方は、感染症を防ぐために、渡航先での行動に注意しましょう

渡航先や、渡航先での行動によって、感染する可能性のある感染症は異なりますが、蚊や動物を介した感染症が世界的に報告されています。

病原体を媒介する蚊が生息する熱帯・亜熱帯地域では、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。

<夏休みに海外へ渡航される皆さまへ!>

https://www.forth.go.jp/news/20220722_00001.html

 

◆新型コロナウイルス感染症 夏の感染対策のポイント

夏休みやお盆に帰省等で高齢の方と会う場合や、大人数で集まる場合は感染予防を心がけ体調を整えるようにしましょう。

高齢者や基礎疾患のある方が感染すると、若者等と比較して重症化しやすくなります。

・新型コロナウイルス感染症のために 夏の感染対策のポイント

https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kenkou-iryousoudan.html#h2_1

 

◆新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について

2023年第30週(7月24日~7月30日)までに定点当たり報告数・都道府県78,502例が報告されています。

<新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発生動向調査 第30週(7月27日~7月30日)(23/8/4現在)>

https://www.mhlw.go.jp/content/001131133.pdf

 

◆インフルエンザの発生状況を公表しました(2023年8月4日)

2023年第30週(7月24日~7月30日)のデータを公表しました。

全国の定点医療機関当たり報告数は1.64となり、前週の1.59よりも増加しました。

<インフルエンザに関する報道発表資料>

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou01/houdou.html

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