MRCP
MRCPとは
MRCPとはMagnetic Resonance cholangiopancreatographyの略で、MRI装置を用いて胆嚢や胆管、膵管を同時に描出する検査です。胆石、胆管結石や膵臓の嚢胞性病変、膵臓の嚢胞性腫瘍の検出に特に優れています。内視鏡を用いて行う逆行性胆管膵管造影(ERCP)と比較し、苦痛が少なく、また合併症もなく非侵襲的に行えます。

所要時間
約20分ですが、検査内容により多少異なります。
検査を受ける前に
- 心臓ペースメーカーを取り付けている方は検査を受けることができません。また頭部動脈瘤のクリッピング、血管内ステントなどの金属物質が体内に留置されている方は検査を受けられないことがあります。体内に金属物質を入れている方は事前にご相談ください。
- 妊娠中の方あるいは妊娠の可能性のある方は、受けられません。
- 閉所恐怖症の方は事前にご相談ください。
- 検査前6時間以内の飲食はお控えください。
検査後の注意
検査時に飲んで頂くMRI用経口消化管造影剤にマンガンが含まれているため、軟便、下痢などの症状が起こる場合があります。通常、特に心配要りませんが、腹痛が強い場合は医師にご相談ください。
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